当日はテキストを開かない
筆者は今まで受かった試験の会場にテキストを持っていったことはありません。
数年前に受けた資格試験でも、掌サイズの写真図鑑ひとつ以外は持参しませんでした。
周りの方は、筆者が能天気に音楽などを聞いているのをみてぎょっとしていましたが、これにはわけがあります。
試験会場と言うのは、だいたい試験が始まるまでは、ざわざわしています。
そして、試験を受ける方は、前日まで根を詰めて勉強をなさります。
試験当日は、緊張と不安、疲労の中にあることが多いのです。
そんな状態で、テキストを開きものの数分間で何かを覚えなおすというのはとても難しいことです。
また、テキストをひらいて「確認」をすると、「あれもこれも覚えきれていない」と混乱することになります。
そのまま試験を受けると、冷静であれば解けるはずの問題もケアレスミスが増えてしまうのです。
あなたが試験前に筆者の様に音楽を聴きたいとお思いのときには
サティの曲をお勧めします。
『ジムノペティ』『シュ・トゥ・ヴ(邦題お前が欲しい)』等で有名な作曲家ですが、彼の音楽は思考や行動の邪魔にならない環境音楽として有名なのです。
また、時間があるようでしたら、近くのコンビニなどに行って、小ぶりのマカロンやチョコレートを買って静かなところで食べるとよいでしょう。
お菓子に含まれる糖質は、すぐにエネルギーになるので、集中力が切れづらくなるのです。
たくさん食べるとお腹がいっぱいになって眠くなるので、小さな物を少しだけ食べるようにしてください。
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