まずすべきは掃除
表題をみて「時間がないのになぜ掃除」などと言う方もおられるでしょう。
ですが、まず、この文章を読んでから無駄か否かを判断してください。
あなたは、ご自分の学習状況に満足してらっしゃいますか。
違いますよね、満足していたら勉強のコツをメインにしたこのサイトはご覧にならないはずですから。
物事が思い通りにいかないときには、人は自分の能力に自信を失います。
自分はちゃんと何かをできるんだという自分への信頼を自己効力感と心理学では言います。
この自己効力感が低いと焦ったり、やる気を無くしたりするのです。
学力が低いお子さんは、この自己効力感が概して低いと言われています。
これは、おとなにも当てはまることです。
あなたは心の中でどうせ、勉強しても覚えられないと思っていませんか。
傷ついた自分への信頼を取り戻すためには、
「自分が何かをやり遂げた」
と言う感覚を持つことがとても大切なことです。
その何か、は自分がこれからしようとしていることと必ずしも関係があるものである必要はありません。
精神科医の多くは、うつ病で「何もできなくなった」と言う人に視覚的な結果が分かりやすい掃除を勧めます。
他にも、ずっと出してなかった手紙を投函することなども指導されます。
あなたももし、合格しないかもしれないという不安感にさいなまれたら、
今、自分ができる1番簡単なことから行動を起こしてください。
掃除は毎日するものですから、掃除をしたら机に向かうなどのルールを決めると、学習習慣が身につきます。
部屋が片付くと、物を探し回ることが無くなりますから、時間のロスを減らせますよ。
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