30分でテキストを読むコツ
この記事はだいたい600文字でひとつの項目になっています。
あなたは1項目を読むのに、何分かかっていますか。
筆者はこの原稿と同じ量のものを20秒で読む人間です。
図書館でハードカバーを借りてきても、その日のうちに読み終わります。しかも6冊。
読んだ内容はまず忘れません。
因みに、学生時代はノートを殆ど取りませんでした。
これは、筆者が、カメラアイと言って、みた情報を瞬時に画像として判断する特性を持っているための現象です。
筆者の場合は軽い自閉傾向があるために出た特質(識字能力が低かったので母に鬼のような訓練をうけました)ですが、工夫次第で皆様も、同じような速さで物を読むことができるようになります。
あなたは、横書きの文章をどういう向きで読んでらっしゃいますか。
参考までに申し上げると、筆者は、縦ないし右上から左下に斜めに読みます。
文章が多いときには、項を4分の1もしくは数センチ単位に分け、各々をみた後で、その映像を繋ぎ合わせます。
あなたにとっては、言葉は「意味」なのですが、筆者にとって形なのです。
本は絵です。
ページ全体を「鑑賞」し終って初めて意味を認識するのです。
本を読むのが遅い人と言うのは、文章の最初から意味を考えて読むので流れが止まってしまう傾向があります。
また、「てにをは」を気にする人も読むのが遅くなるのです。
あなたは、娯楽のためにテキストを読むのではないので、意味を考える必要はありません。
また、多少文章構成がまずくとも、必要なことが書いてあればテキストとして及第です。
まずは全体に1度目を通しましょう。
その後で、意味が分からなかったり、記憶があいまいな部分がでれば、調べればよいのです。
ただ、この方法、小説を読むには向きません。
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